住まいの耐震性能を確認しましょう
耐震診断とは、耐震性能を保有していない建物を、現行の耐震基準(新耐震基準)で耐震性の有無を確認することです。
また、新耐震基準で建てられた建物でも、劣化が懸念される場合は診断することをおすすめします。
旧耐震基準とは昭和56年6月以前の基準ですが、この旧耐震基準の建物では震度6強から7の大地震に直撃すると倒壊してしまう恐れがあります。
日本耐震診断協会では、現地調査・耐震計算・補強設計・補強工事の全てを行います。
まずは予備調査で、設計図や聞き取り調査で建物の概要を把握し現地調査の可否を判断します。
次に1次調査では、予備調査の内容を確認し、外観を目視し設計図などとの比較をします。
2次調査では詳細な調査になり、ひび割れ調査、エキスパンションジョイントの調査、周辺の自然環境の調査を行います。
精密調査では精度の高い診断や補強を行うために必要なことです。
コンクリートの強度、配筋状態や鉄筋断面、柱・梁・壁部材などについて実施します。